犬の薄毛のお悩み解決法
全身を毛で覆われているワンコですが、
ちょくちょく『愛犬の薄毛』で悩んでると、飼い主さんから相談を受けます。
実は、とっても簡単な方法で“毛が増える”場合があります。
犬の薄毛に効く、身近にある物....
『皮膚や被毛にはオメガ〇脂肪酸.....』って聞いた事ないですか?
オメガ系脂肪酸は植物油や青魚に多く含まれる成分で、
一般的に犬の皮膚や被毛に良いとされる成分です。
ナッペがオススメする植物油は、
ズバリ‼︎ グレープシードオイル
小型犬なら、1日あたりティースプーン1杯程度を目安に、ドッグフードにかけて与えて下さい。
効果の出るワンコなら1週間も続ければ、何かしら変化があるはずです。
犬の薄毛に効く『グレープシードオイル』ってなに?
グレープシードオイルは、その名の通り
グレープ(ぶどう) シード(種) オイル(油)
つまり、「ぶどうの種を絞ったオイル」です。
これ、ワインの副産物なので、安価です。
また、ビタミンEとポリフェノールも多く含み、熱にも強く酸化しにくいので
防腐剤無添加で保存できるスーパーオイルです。
無味無臭でサラッとした肌触り。
お化粧のクレンジングや、アロマを薄めるキャリアオイルなどにも使用でき、
クセがないので、サラダのドレッシングにもオススメの万能オイルです。
犬の薄毛にグレープシードオイルを薦める理由
理由1
犬の毛艶をよくする...ってキャッチコピーのドッグフードがあります。
この類のドッグフードの原材料には、亜麻仁油(フラックスシードオイル)とか、ひまわり油が配合されてるとありますが、製造工程で加熱され、本来の被毛への効果は、生のオイルに比べれば皆無に等しいのでは…と考えます。なので効果の高さでいえば、生オイルが最適と考えます。
理由2
ワンコは匂いに敏感な生き物です。グレープシードオイルは無味無臭なので、普段のフードにプラスしてもバレません。
理由3
ドッグフードによく使われるフラックスシードオイルは高価で、スーパーでは売ってないこともあります。
グレープシードオイルはワインの副産物なので価格も安く、大抵のスーパーで手に入れ易く、続けやすいです。
もし、効果がなくても、クセがないので、残りを普段のお料理に使い易く、ムダになりません。特に揚げ物には最適です。
注意する事
グレープシードオイルに含まれるリノール酸は、
悪玉コレステロールを下げる働きがあると同時に、
善玉コレステロールも下げてしまう働きがあることが分かっています。
なので、過剰摂取は厳禁です。
1週間試して効果が出ない場合は、薄毛の原因が他にあるはずなので、
与えるのを止めましょう。
また、効果があったても量を増やす事は絶対にせず、逆に、量を減らして
『1週間与えたら、1週間休む』といった具合に、与えない期間を作って
愛犬の薄毛の変化を見ながら量の調節をして下さい。沢山与えたからと言って、毛がボーボーになるわけではないので。
犬の薄毛のお悩み解決法のまとめ
グレープシードオイルで潤いのある皮膚とツヤのある被毛を手に入れ、
愛犬の薄毛を解消して下さいね。
でも、与え過ぎは絶対に禁物です。適量を守ってチャレンジしてください。