犬のお悩み解決法100選!トリマーのマル秘裏ワザ

キャリア30年の元トリマーが、現役時代の貴重な体験を基に『犬のお悩み対策』を惜しみなく公開。犬の気持ちも大切に、さまざまな実例と共に対策などを伝授します。

犬の薄毛のお悩み解決法

全身を毛で覆われているワンコですが、

ちょくちょく『愛犬の薄毛』で悩んでると、飼い主さんから相談を受けます。

 実は、とっても簡単な方法で“毛が増える”場合があります。 

犬の薄毛に効く、身近にある物....

『皮膚や被毛にはオメガ〇脂肪酸.....』って聞いた事ないですか?

オメガ系脂肪酸植物油青魚に多く含まれる成分で、

一般的に犬の皮膚や被毛に良いとされる成分です。

 

ナッペがオススメする植物油は、

 

ズバリ‼︎    グレープシードオイル

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小型犬なら、1日あたりティースプーン1杯程度を目安に、ドッグフードにかけて与えて下さい。

効果の出るワンコなら1週間も続ければ、何かしら変化があるはずです。

 

犬の薄毛に効く『グレープシードオイル』ってなに?

 グレープシードオイルは、その名の通り

グレープ(ぶどう) シード(種) オイル(油)

 

つまり、「ぶどうの種を絞ったオイル」です。

これ、ワインの副産物なので、安価です。

 

オメガ6脂肪酸に該当し、リノール酸を多く含みます。

また、ビタミンEポリフェノールも多く含み、熱にも強く酸化しにくいので

防腐剤無添加で保存できるスーパーオイルです。

 

無味無臭でサラッとした肌触り。

お化粧のクレンジングや、アロマを薄めるキャリアオイルなどにも使用でき、

クセがないので、サラダのドレッシングにもオススメの万能オイルです。

 

犬の薄毛にグレープシードオイルを薦める理由

理由1

犬の毛艶をよくする...ってキャッチコピーのドッグフードがあります。

この類のドッグフードの原材料には、亜麻仁油(フラックスシードオイル)とか、ひまわり油が配合されてるとありますが、製造工程で加熱され、本来の被毛への効果は、生のオイルに比べれば皆無に等しいのでは…と考えます。なので効果の高さでいえば、生オイルが最適と考えます。

 

理由2

ワンコは匂いに敏感な生き物です。グレープシードオイルは無味無臭なので、普段のフードにプラスしてもバレません。

 

理由3

ドッグフードによく使われるフラックスシードオイルは高価で、スーパーでは売ってないこともあります。

グレープシードオイルはワインの副産物なので価格も安く、大抵のスーパーで手に入れ易く、続けやすいです。

もし、効果がなくても、クセがないので、残りを普段のお料理に使い易く、ムダになりません。特に揚げ物には最適です。

 

注意する事

グレープシードオイルに含まれるリノール酸は、
悪玉コレステロールを下げる働きがあると同時に、
善玉コレステロールも下げてしまう働きがあることが分かっています。

なので、過剰摂取は厳禁です。

1週間試して効果が出ない場合は、薄毛の原因が他にあるはずなので、

与えるのを止めましょう。

また、効果があったても量を増やす事は絶対にせず、逆に、量を減らして

『1週間与えたら、1週間休む』といった具合に、与えない期間を作って

愛犬の薄毛の変化を見ながら量の調節をして下さい。沢山与えたからと言って、毛がボーボーになるわけではないので。

 

犬の薄毛のお悩み解決法のまとめ

グレープシードオイルで潤いのある皮膚とツヤのある被毛を手に入れ、

愛犬の薄毛を解消して下さいね。

でも、与え過ぎは絶対に禁物です。適量を守ってチャレンジしてください。

 

 


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